天鳳で勝っていくために個人成績をどのように見ていくか

天鳳を打っていくと戦績が表示されます。対戦数、平均順位、和了率、放銃率……。

これらの数値をどのように見ていったらいいのでしょうか。

様々な数値があって、何をどのように見ていったらいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこでここでは様々に表示される戦績の数値について、その見方や評価の仕方、そしてそれに基づいて今後打ち方をどのようにしていったらいいのかについてまとめています。

様々な数値に混乱したり、振り回されたりせず、しっかり客観的な戦績の数値を見て、自分の打ち方の特徴を知るとともに、今後の打ち方の参考にしていただければ幸いです。

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天鳳の個人成績の見方

見るべき重要な数値

まず天鳳にログインすると、全期間(通算戦績)と月間(月間戦績)に分かれて表示されています。月間の成績はあくまでその月の1日からその日までの短期間のデータです。

ご存知のように麻雀の成績は短期間ではブレがあるため、月間データだけでは本来の実力は測れません。運の要素により上ブレ、下ブレがあり、本来の実力の数値と評価できるまでには長期間のプレイデータが必要です。

そのため月間の成績は、自分の実力を正しく評価し、今後の打ち方の参考にするデータとしては使えません。月間の成績を見て、実力を過大評価したり過小評価することは、今後の打ち方に悪影響を及ぼします。見る必要はありません。

「今月ツイてたなー」とか、「ツイてなかったなー」と一喜一憂するくらいにとどめ、そこから打ち方を変えるということがないようにしましょう。

大事なところは全期間の

  • 和了率
  • 放銃率
  • 副露率
  • 立直率

です。

和了率は総局数において和了する割合 和了率=和了回数÷総局数×100%
放銃率は総局数において放銃する割合 放銃率=放銃回数÷総局数×100%
副露率は総局数において副露する割合 副露率=副露した局数÷総局数×100%
立直率は総局数においてリーチする割合 立直率=立直回数÷総局数×100%

和了率と放銃率の差

また表示はされていないのですが、和了率と放銃率の差も重要な指標となります。

例えば和了率が0.220、放銃率が0.120だった場合、0.220-0.120=0.100になります。この数値が大きければ大きいほど、押し引きの精度が高いと言えます。

一般的に和了率を上げようとすれば、放銃率も上がります。逆に放銃率を下げようとすれば、和了率も下がります。

なぜなら和了率を上げようとすれば、その分、押す回数も増えるので、放銃率が上がり、逆に放銃率を下げようとすれば、引く回数が増えるので、和了率が下がるからです。

つまりこの差が大きいということは、たくさん押しているけれども、当たり牌は止めているということを示すのです。

もしこの差が以前より大きくなったのであれば、押し引きの精度が上がったと言えるでしょう。

順位分布の見方

また1位率、2位率、3位率、4位率ですが、この順位の分布によってその打ち手の打ち筋が見えてきます。

例えば3>2>1>4という分布だったら、1位2位を積極的に取りにいかず、3位に甘んじてでも4位は取らないように心掛けている姿勢が見えます。

また1>3>2>4だったら、1位を積極的に取りにいっている分、3位に落ちるケースも多いと読めますし、2>1>3>4だったら、1位を積極的に取りにいく押しはせず、2位確保でよしとする姿勢が見えます。

天鳳位の順位分布

ここで参考までに、3人の天鳳位の順位分布を見てみましょう。

天鳳位の順位分布

 ASAPIN(≧▽≦)すずめクレイジー
1位率27.7%26.9%26.7%
2位率25.6%28.5%26.2%
3位率26.2%24.1%26.9%
4位率20.5%20.6%20.1%

データ引用:Tenhou_i/Tenhoui_ALL.csv
https://github.com/ac00std/Tenhou_i/blob/master/Tenhoui_ALL.csv

ASAPINさんは1>3>2>4。3位に落ちてもいいから、積極的に1位を取りにいくタイプ。
(≧▽≦)さんは2>1>3>4。1位は取れなくてもいいから2位を安全に確保。
すずめクレイジーさんは3>1>2>4。3位に甘んじてでも、4位率を極小化しようとするタイプ。

このように天鳳位でもいろいろな打ち筋に分かれてくるのですが、どのタイプがいい悪いではなく、自分に合った打ち筋をしっかり持つということが大事です。

ご自身の順位分布を見て、どのような打ち筋になっていますでしょうか。

もしその打ち筋を変えたい場合には、またしばらくしてこの順位分布を見て観察してみてください。その比率に何か変化があるかもしれません。

4位率、平均順位、安定段位の見方

また天鳳で一番大事なことは4位を取らないことなので、4位率も重要です。極小化をしていきたいのですが、もし以前より4位率が下がったのであれば、ラス回避に成功していると言えます。

もう一つ平均順位というデータがあります。これは麻雀の実力を表す一つの指標ですが、こと天鳳に限っては段位ポイントを上げるという観点から、そこまで重要視されていません。

むしろ後で取り上げる「安定段位」という指標が重要視されています。

要は段位ポイントという天鳳独自の要素が入っているかいないかの違いです。段位ポイントを上げることが天鳳における目的だとすると、平均順位はそれに合目的ではありません。

3位を取ると平均順位は下がりますが、ポイントは減りません。ですからあまり平均順位は気にしなくていいです。

同様に平均得点についてもほとんど気にしなくていいです。天鳳は収支戦でなく完全順位戦なので、収支の多寡は関係ありません。

以上が重要な戦績データですが、天鳳牌譜解析(βテスト)というページでより詳細なデータが見られます。ただしこれは有料会員限定です。

平均戦績との比較で見えてくるもの

まずは以下の表を見てください。

段位戦4人打ち平均戦績

段位戦4人打ち平均戦績です(1級から表示しています)。

ご自身の先ほど見てきたデータと比べていかがでしょうか。ご自身の段位の項目と照らし合わせて、このデータと比較してみてください。

もし副露率が平均より高ければ、あなたは仕掛け派と言えます。逆に低ければ、面前派でしょう。もし立直率が高ければ、立直派でしょう。

押し引きの精度

また和了率と放銃率ですが、これをセットで評価する見方をおすすめします。

というのは和了率と放銃率は表裏一体の関係で、一方に重きを置くと、他方が軽んじられ、他方に重きを置くと、もう一方が軽んじられるという関係にあるからです。

例えば和了率が高く、放銃率も高ければ、その人はリスクを積極的に取りにいくタイプと言えます。

逆に和了率が低く、放銃率も低ければ、その人は保守的にリスクを避けるタイプと言えます。

ではどちらがいいのかと言うと、どちらもよく考えると相殺されていて、どっちもどっちだと言えます。

つまりこれはタイプの問題で、どちらがいいとも言えないということになります。

ただ言えることは先ほども書きましたように、和了率と放銃率の差は、押し引きの精度を評価する値になりうるということです。この値が大きいほどよいということになります。

もし戦法や戦術を変えて、一定の期間打ったところ、この値が大きくなったのであれば、その戦法や戦術は押し引きの精度という意味で成功と言えるでしょう。

4位率、対戦数

また4位率ですが、この値が平均より大きいと問題です。その場合はよりラス回避の意識が必要ということになります。

対戦数ですが、もしその段位の平均より低ければ、平均より早くその段位に到達しているということになります。

男冥利サイトの安定段位という指標

「天鳳ランキングサイト(仮)(男冥利.com)」という天鳳の成績(特上卓と鳳凰卓限定)を閲覧できるサイトがあります。

これは男冥利さんという個人が運営しているサイトです。なぜこのサイトを取り上げたかというと、このサイトでは安定段位という指標を見ることができるからです。

ではこの安定段位とはどういう指標なのでしょうか。

安定段位とは、今の成績が無限に続いた場合、そのプレイヤーがどのくらいの段位にまで到達できるかを示した数値になります。

先ほど平均順位はそれほど気にしなくていいと書きましたが、この平均順位にかわる天鳳独自の実力評価の指標が、安定段位になります。

つまりいかに段位ポイントを効率よく上げているかという指標なのです。そしてこの安定段位を表示してくれるサイトが、男冥利サイトになります。

定義だけを見るともうその段位以上にはいけないのかと思ってしまいそうですが、あくまで理論値であり、±1~2段程度のブレもありますし、なんといっても今ここから実力を上げていけばいいわけです。

つまり現状の自分の実力を知るということに価値があります。

それに加えて全体的なランキングも見ることができます。

また特定のプレイヤーとの対戦成績も見ることができます。

その他の戦績確認サイト

その他の戦績確認サイトとしては、天鳳公式ページの中で月間ランキングとRateランキングというのがあります。

月間ランキングは卓別に月ごとの総合ランキングが表示されます。RateランキングはRateの上位者から表示されます。

他には六代目天鳳位タケオしゃんが運営する「麻雀ツール点数計算ラボ」があります。

この中で天鳳ポイント計算ツールというのがあるのですが、段位、卓、順位の回数を入力するだけで、ポイントや順位分布、平均順位や安定段まで自動で計算してくれます。

例えばその日打った結果をメモしておいて、順位の回数を入力すれば、その日のポイント増減値がわかります。その日の結果を正確に知るとともに、明日へのステップアップにしましょう。

天鳳で勝つために個人成績をどう見るか|まとめ

  • 天鳳で重要な数値は、和了率、放銃率、副露率、立直率です
  • 順位分布から打ち筋を確認できます
  • 平均順位より安定段位が重要です
  • 和了率と放銃率の差から、押し引きの精度が評価できます
  • 安定段位は男冥利サイトで見ることができます

天鳳はプレイヤーに、様々な数値を提示してくれます。

それにより数値的な評価をして、今後のプレイに生かすことができる反面、その数値の見方がわからないと、様々な数値に混乱してしまうという弊害も起こります。

数値を正しく評価して、今後の打ち方に生かしていきたいですよね。

ちなみに天鳳は、雀荘などのトップ取り麻雀にくらべると、ストイックな麻雀です。

つまりいかに回避できる放銃をしないかが重要になってきます。

事実、段位が上がるに従い、放銃率は見事に下がっていきます。

放銃率を下げることが、段位を上げるポイントなんですね。

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