
Mリーグではどのような場合に、選手入れ替えが義務付けられるのでしょうか。
こちらの記事では、Mリーグの選手入れ替えルールについてお伝えしています。
あわせてこの選手入れ替えルールをめぐる議論についてもまとめています。
選手入れ替えルールがどうあるべきかが見えてきます。
Mリーグの選手入れ替えルールとは?

Mリーグの選手入れ替えルールとは、
場合、
最低1人の選手を入れ替えなければいけない
というルールです。
このルールは、2021年7月1日にMリーグ機構より発表されました。
今シーズンの該当チーム
2022-23シーズン、ファイナルへ進めないと、選手入れ替えルールが適用されるチームは、
- 雷電
- ドリブンズ
- 風林火山
です。
この3チームは、
ため、2022-23シーズンでファイナルへ進めないと、選手を1人以上入れ替える必要があります。
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過去に適用されたチーム

過去に選手入れ替えルールが適用されたチームは、U-NEXTパイレーツです。
2021-22シーズンに同じメンバー構成で、2年連続ファイナルへ進めなかったため、このルールが適用されました。
これにより石橋伸洋と朝倉康心が退団となり、鈴木優と仲林圭が入団しました。
パイレーツの選手入れ替えについては、こちらの記事をご覧ください。
石橋伸洋と朝倉康心が解説者に起用されている理由については、こちらの記事をご覧ください。
選手入れ替えルールへの賛否
選手入れ替えルールには、賛否両論あります。
賛成意見
- いつも同じ選手の試合を見てもつまらない
- 他の麻雀プロにチャンスが生まれる
- 新しい選手が見たい
- これぐらいの緊張感があったほうがいい
- ルールが感動を生む
なるほど、入れ替えまたは追加を強制にするのか。それなら選手も負けられない戦いになるし追加になればmリーガーの枠も増えるしいいことしかないな。去年負けたけど体勢がそのままだと見てる方も代わり映えしないもんね。いいルールだ。
— 影法師@harima (@makaronisarada0) July 1, 2020
Mリーグの選手入替えについて
— 🌱レクチ@ガルーダ鯖 (@rectifire_ff14) July 3, 2020
選手を解雇したくない。解雇するとイメージが悪くなるかも。等
選手の入れ替えしない理由がいっぱいあるから
こういうルール加えるのは最初はだいじ
たぶん相当悩んで採用までいったと思います
「Mリーグ2020シーズン」の概要について https://t.co/xI4QmE7LsD 「2シーズン連続で4位以内に入れなかったチームは、その翌シーズンにおいて最低1名の入れ替え、または追加」これはいいルールだと思う。フランチャイズ制は腐敗のリスクがあるし選手の参入も難しいので、入れ替え制度は有用。
— Jey.P. (@Jey_P) July 1, 2020
パイレーツ…😭
— キラ@趣味垢 (@j5PkiiZQJ19pHKS) April 9, 2022
KONAMI推しだけど、パイレーツもファイナル残って欲しかったのが本音だけど…
Mリーグは入れ替えのルールがあるから感動や名勝負があると思う!
退団や卒業した選手もドラフト指名されてまた戻ってきて欲しいーーーー😭
反対意見
- 好きな選手がいなくなってしまう
- -1,200の雷電が入れ替えなくてレギュラーシーズン1位のパイレーツが入れ替えになるのは納得いかない
- 厳しすぎるのでセミファイナルに2シーズン進出できなかった場合などに緩和した方がいい
- 成績下位の人が入れ替えになるルールにすべき
- 解雇するかしないかは企業の自由
Mリーグの入れ替えルールは撤廃したほうが良いと思う。まだ人気を定着させる段階なのに、人気選手を蹴りだしても損しかないと思うんだよな。
— 双月堂 (@sougetsudou) June 10, 2022
mリーグ選手入れ替えのルール見直して欲しい。2年前に優勝して、今年レギュラーシーズン首位のチームが何故選手入れ替えしなきゃならんのか。
— 真田昌幸 feat. 彩乃の父 (@maruitiyamanaka) April 9, 2022
選手の強制入れ替えのルールについては、『2年連続のレギュラー敗退』に緩和しても良さそうな気はします。まぁ、そのような結果となれば、自ずとチームはテコ入れをするでしょうけど。
— 麻雀見物人⚡ (@eswn_rc19spm) April 11, 2022
個人的な意見としては、このルールがチームの人事権に介入して良いのか?という疑問はありますね。#Mリーグ
Mリーグはチーム成績とは別に、個人成績で下位になった選手を強制入れ替えする入れ替え制ルールを採用すべきだったよね。ずっと同じメンツがリーグに残ってるんじゃあ、業界の活性化にならんし、ドラフトも盛り上がらん。 https://t.co/KrR9Ws8b8o
— 木曽崇@国際カジノ研究所:飯テロ警報発令中 (@takashikiso) June 22, 2019
やっぱり16試合で入れ替えがかかってしまうのはなー。配牌悪けりゃどうにもならん試合数。2年連続5位以下縛りは、レギュラーとセミファイナル、どちらかで入ればOKにするべき。来年のMリーグルールがどうなるか知らんけど。基本的に選手の契約更新選択権は企業にあるべきだと思ってる。
— R (@reserve_825) April 1, 2022
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選手入れ替えルールはどうあるべきか

現在の適用ルールを、緩和すべきと考えます。
しかし今後実力重視へ移行するにつれて、入れ替えルールは撤廃すべきでしょう。
競技レベルの向上
選手入れ替えルールは、Mリーグの競技レベルを向上させるという意味では有効な施策です。
なぜならオーナー企業は、選手を解雇しない傾向にあるからです。
興行面
しかし一方で、推しの選手が辞めさせられるのは、その選手のファンとしては不満でしょう。
また2021-22シーズンのパイレーツのようにレギュラーシーズンで1位となりながら、入れ替えルールが適用になるという矛盾も浮き彫りになっています。
こういった点では、ファンの納得感を得られないので、興行的なマイナスが考えられます。
ルールの緩和
そこで競技レベルと興行のバランスをとるため「同じメンバーで2年連続レギュラーシーズン敗退なら、入れ替えルール適用」と、緩和をすべきです。
試合数の少ないセミファイナルでは運の要素も影響するため、適切に判定することができません。
しかし試合数の多いレギュラーシーズンでの判定であれば、ファンの納得感もあるはずです。
いずれ撤廃すべき
ただし契約更新の決定権は、本来企業にあることも事実。
Mリーグ機構はそれもわかった上で、Mリーグ発足初期の段階ではMリーグの成長のために介入すべきと判断したのでしょう。
しかし、今後Mリーグが実力重視に移行するにつれ、いずれはこのルールを撤廃すべきです。
Mリーグの選手入れ替えルールとは?今シーズンの該当チームも|まとめ
- Mリーグの選手入れ替えルールとは「2年連続、同じメンバー構成でファイナルへ進めなかった場合、最低1人の選手を入れ替えなければいけない」というルールです
- 2022-23シーズンの該当チームは、雷電、ドリブンズ、風林火山です
- 選手入れ替えルールには賛否両論あります
- 適用のルールを緩和すべきですが、いずれは撤廃すべきでしょう
選手入れ替えルールは、どのチームが、そして誰が入れ替えになるのかというドラマも生み出しています。
そういった意味では、興行的な効果もあるでしょう。
ちなみにMリーグ機構の最高顧問は、Jリーグ(サッカー)やBリーグ(バスケットボール)を育てた川淵三郎。
選手入れ替えルールが今後どうなるかは、川淵三郎の意向も大きく影響するでしょう。