
「Mリーグに出場回数のルールはある?」
「セミファイナルにもある?」
そんな疑問を持っている方も多いでしょう。
そこでこちらでは出場回数のルールについて考察も含めまとめています。
このルールのあるべき方向性が見えてきます。
レギュラーシーズンの出場回数のルール
Mリーグの出場回数のルールは次の通りです。
レギュラーシーズンについて
- 最低10試合
- 最高45試合
なお連投の制限はありません。
丸山奏子の出場回数
1選手の平均出場回数は、22試合前後です。
しかし丸山奏子のレギュラーシーズンの試合数は、次の通り。
シーズン | 出場回数 |
2019-20 | 10 |
2020-21 | 10 |
2021-22 | 12 |
2022-23 | 12 |
このように丸山奏子の試合数が、極端に毎シーズン少ないため「もっと出してほしい」という声があります。
セミファイナル・ファイナルの出場回数のルール
セミファイナル・ファイナルでの出場回数のルールはありません。
極端に言えば1試合も出場しない選手がいたり、1人の選手が全試合出場してもルール上は問題なし。
もちろんこのようなことをすれば批判を浴びますが、ルール上は可能です。
つまり現状は各チームの良識に任されています。
連投問題
2020-21のファイナルで多井隆晴が5連投、勝又健志が4連投して問題視されました。
つまり出場が一人に偏り、チーム戦の意義が問われることに。
確かに大事なファイナルで実力のある選手の出場回数が増えるのは分かります。
しかし、次のような人から不満の声が上がりました。
- 出場が少なくなった選手のファン
- チーム戦を見たい人
出場回数のルールの賛否両論
現状の出場回数のルールへは、賛成意見より反対意見の方が多く見られます。
賛成意見
規定がない方が采配の戦略性が出て面白い
反対意見
次のような反対意見が見られます。
- セミファイナル、ファイナルも出場回数の下限と上限を設けるべき
- レギュラーシーズンの規定打数を均等にすべき
- レギュラーシーズンの選手間の出場回数の差を設けるべき
- 試合数が多くなったのだから最低出場回数を引き上げるべき
- ファイナルは最低出場回数はあった方がいい
- チームに1人だけ上限回数撤廃して「エース枠」をつくる
ファイナル&セミファイナルも出場回数制限(上限下限)を設けるべき、というのは同意。
— スワン🎲🎣🌸⚡️ (@shirattol) May 18, 2021
今のルールであれば、私だったら全部タカハル出すし、堀さん出すし、勝又さん出すし、おじさん出すもんね(థ▽థ。)#Mリーグ#個人の感想です
やっぱり園田。これで何試合よ。
— jaga7 (@jaga7) March 9, 2023
まる子少なすぎる。
来年から試合に出る回数を均等にしてもらいたい。
別にドリブンズを応援してる訳じゃないけど、出場回数が偏りすぎてるのは不満。#Mリーグ
mリーグの出場回数格差はもう少し是正してほしいな
— 自摸自摸 (@ishiyamakororo) March 12, 2021
出場回数15回以上とか
チーム内の最多と最小の差を7,8ぐらいにするとか
せっかくレギュラーシーズン94戦もあるんだし、選手の最低出場回数を10→15に引き上げてもいいと思うんだよなぁ…
— ウルシエル@麻雀専用垢 (@Urciel_m) March 9, 2023
ほとんどの選手は毎年15以上出てたし基本的に引き上げても影響ないと思う#Mリーグ
ドリブンズにいくら「まるこを出せ」言っても届かないようなので、Mリーグ機構に対し「1選手の最低出場回数を15回にしてほしい」と要望した。
— へるま@パン大臣⋈ (@herumer) March 4, 2022
聞き容れられるかどうかは知らん。
要望することがまずは大事。
ファイナルは誰が何戦打とうが構わないルールだけど、最低出場数の条件は必要だったんじゃないかと思う。
— そこそこの巨人👆🏆@Abemaギガンツ 選手兼監督 (@futureing) February 21, 2019
その点で言えば、終盤の多井さん連投で感覚がマヒしがちだけど、アベマズは3人の打荘数がほぼ均等なのだ(多井27、白鳥26、松本27)
3人で勝つ、という姿勢が鮮明だからこそ、応援したいんだ。
ふと、Mリーグのレギュレーション、
— 清原継光 (@krpphilosophy) July 1, 2020
もっと違う部分を改良するとかもありかな?とか思う
例えば、すべての選手に出場回数上限を設定するけど
チームに1人だけ「エース枠」があり
そこに指定された人は上限撤廃される
とか
麻雀の外側のルールを変えてチームドラマにできる要素はたくさんありそう
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出場回数のルールはどうあるべきか
セミファイナル・ファイナルの最低出場回数を次のようにすべきです。
最低出場回数 | |
レギュラーシーズン | 10試合→15試合 |
セミファイナル | なし→3試合 |
ファイナル | なし→2試合 |
またセミファイナル・ファイナルでの連投制限は、3回とすべきです。
レギュラーシーズン
レギュラーシーズンの最低出場回数は、10回から15回へ増やすべきです。
理由は次の3点。
- レギュラーシーズンは90試合から94試合に試合数が増えた
- 10試合ではチーム戦の楽しさが薄れる
- 10戦ではその選手のファンが十分に楽しめない
レギュラーシーズンは、2022-23より試合数が増えました。
これに伴い最低出場回数も増やすべきです。
またドリブンズの丸山奏子のように意図的に最低出場回数にされる選手が出てくると、チーム戦という感じがしません。
そしてそうされた丸山奏子のファンも十分に楽しめなかったでしょう。
これではMリーグからファンが離れてしまいます。
やむを得ない事情で最低出場回数を満たせない場合
選手が病気や事故により、最低出場回数を満たせない場合も考えられます。
そのためこのような場合は、適用されないという明記も必要。
これはセミファイナル・ファイナルについても同じです。
出場回数を均等にすべきか
出場回数を均等にすべきという意見もあります。
しかしこれは采配の幅が狭くなる可能性も。
采配を見る楽しさもありますので、均等にすべきではないでしょう。
これはセミファイナル・ファイナルでも同じことが言えます。
セミファイナル・ファイナル
セミファイナル・ファイナルの最低出場回数と連投制限をルール化すべきです。
最低出場回数
最低出場回数 | 全試合数 | |
セミファイナル | 3試合 | 20試合 |
ファイナル | 2試合 | 16試合 |
最低出場回数をセミファイナルは3試合、ファイナルは2試合とすべきです。
現行のルールですと、セミファイナル・ファイナルすべて一人の選手が連投することも可能。
なぜなら出場回数の上限や下限のルールがないからです。
今後そのようなチームが出てきてもおかしくありません。
しかしそうなるとチーム戦の楽しさが薄れます。
そのためセミファイナル・ファイナルでも最低出場回数を設けるべきです。
最低出場回数を何回にするか
最低出場回数は、レギュラーシーズンの全試合数に対する最低出場回数の割合と同じにします。
そのためセミファイナルは3試合、ファイナルは2試合とすべきでしょう。
連投制限
連投制限を3回とすべきです。
1人の選手に出場が偏ると、チーム戦の楽しさが薄れます。
また逆に連投制限をこれより少なくすると、チームのとりうる戦略が制限されます。
そうすると采配の面白さを楽しむことが、奪われかねません。
たとえばエースや調子のいい選手を勝負所で連投させるといった起用方法です。
チーム戦の楽しさを維持しつつ、そうした采配を見る楽しさも残すためには3回が適切と考えます。
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Mリーグの出場回数のルールとは?セミファイナルではある?考察も|まとめ
- 現行の出場回数のルール
・レギュラーシーズンが10回以上45回以内
・セミファイナル・ファイナルはありません - 出場回数のルールには反対意見の方が多く見られます
- 最低出場回数をレギュラーシーズン15回、セミファイナル3回、ファイナル2回とし連投制限は3回とすべきです
Mリーグは、エンタメの側面もあります。
丸山奏子の出場回数が少ないことによって離れていったファンもいたはず。
Mリーグがファンの支持を得るためには、出場回数のルールを改正する必要があるでしょう。
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