EX風林火山はこれまでにいくつかの不祥事を起こしています。
ではその不祥事とは、どのような不祥事なのでしょうか。
そこでこの記事では、風林火山のこれまでに起こした不倫騒動や入替レギュレーションなどの問題についてお伝えしています。
あわせてそれがどのように滝沢和典の退団に結びついているのかもお伝えしています。
諸問題の発端が見えてきます。
風林火山が起こしたこれまでの不祥事
風林火山はこれまでに次のような不祥事を起こしています。
- 二階堂亜樹と勝又健志の不倫騒動
- 入替レギュレーションの発表
- 滝沢和典の自主退団
- 風林火山オーディション優勝者のドラフト指名を牽制
二階堂亜樹と勝又健志の不倫騒動
この不倫騒動は、Mリーグが推進する麻雀への負のイメージを払拭するという改革に、水を差す事件でした。
不倫報道
2019年6月、写真週刊誌のフライデーに二人の写真が掲載され、不倫関係にあると報道されました。
そして夫である井出康平とすでに離婚し、娘さんの親権を二階堂亜樹が放棄したとも報道されます。
二階堂亜樹からの説明
これに対し二階堂亜樹は離婚の事実は認めるも、不倫の事実はないとし、法的手続きを検討していると発表しました。
この度のフライデーの報道について、皆様にご心配をおかけして申し訳ございません。 pic.twitter.com/SL5jM2GdEh
— 二階堂亜樹 (@16003200) June 17, 2019
勝又健志からの説明
ドラフト会議が終了し、EX風林火山は2019シーズンも3人で戦うことになりました!
— 勝又健志 (@katumatakenji) July 9, 2019
一部報道ではご心配をおかけしましたが、不倫の事実はありません。
今後も自分たちらしい麻雀で頑張っていきます!
問題点
- Mリーグが麻雀をクリーンなイメージへ改革している中での不祥事
- 風林火山から処分なし
Mリーグが麻雀をクリーンなイメージへ改革している中での不祥事
不倫の事実は仮になかったとしても、疑われるような行動をしたことは事実。
これにより、Mリーグの麻雀に対する負のイメージの払拭という改革は、水を差されました。
またスポンサーの企業イメージも損なわれました。
風林火山から処分なし
風林火山から処分はありませんでした。
それどころか、プライベートな問題なので関与しないとのコメントが発表されます。
オーナー企業であるテレビ朝日は企業イメージを損なわれたのですから、相当な処分をしてもいいはずです。
見ているほうとしてはどこかもやもやとした気持ちです。
そしてこの問題は中途半端なまま、なんの解決もされずに2019シーズンに入っていきます。
そして風林火山はこのシーズン、最下位となります。
入替レギュレーションの発表
その次の年の2020シーズン、藤沢監督は入替レギュレーションを発表します。
しかしこれには多くの批判が寄せられます。
そしてこの入替レギュレーションには、ある別の意味も込められていました。
セミファイナルを前にして
2021年3月、セミファイナルを前にして、入替レギュレーションが発表されます。
…続き
— EX風林火山 (@EX_Furinkazan) March 29, 2021
「入替のレギュレーション」について
1、セミファイナル脱落→ 3人とも入替対象。
2、4位の場合→ 最低Ptの選手が1人入替対象。
3、レギュラーpt.+セミファイナルpt.×2倍+ファイナルpt.×5倍
※それぞれ条件戦になる残りの数戦は対象外#Mリーグ #EX風林火山 #麻雀 #覚悟 #監督発 pic.twitter.com/jEkU0Bl75O
このシビアな入替レギュレーションに対しては、
「スポンサーが決めたのだから仕方がない」
という肯定的な意見もありましたが、多くは次のような否定的な意見でした。
- 選手に責任を押しつけている
- 麻雀という運の要素が強いゲームで、短期的な成績だけで判断していいのか
- これじゃあ選手同士の戦いだよ
- まずは監督交代じゃない?
- 入れ替えたら応援やめます
これははっきり言って選手には酷なレギュレーションです。
そして同時にファン心理を無視したものでした。
入替レギュレーションの本当の意味
しかしこのシビアな入替レギュレーションには、別の意味がありました。
それは、二階堂亜樹と勝又健志に対する懲罰です。
不倫発覚当時、なんらかの理由により風林火山は二人に処分を与えることができなかったのでしょう。
しかし事件から1年以上がたったこのセミファイナルのタイミングで、入替レギュレーションという名の懲罰を与えます。
納得できるのは誰?
しかしこれに納得できるのは、二階堂亜樹と勝又健志しかいません。
お気づきだとは思いますが、滝沢和典はとばっちりを食ったのです。
滝沢和典は、「なんで俺がとばっちり食うんだよ」と思っていたはずです。
それぞれの思い
そして結果はご存知のように勝又健志の奮闘により優勝します。
勝又健志には、滝沢和典を巻き込んでしまい、迷惑をかけているという思いがあったでしょう。
連盟入会以来、ともに研鑽を積んできた仲です。
滝沢和典を巻き込むわけにはいかないと、必死です。
また自分が解雇されないためにも必死です。
一方、藤沢監督は、滝沢和典が入替レギュレーションに対して、わだかまりを持っているとわかっていたはずです。
そして勝又健志が必死であることもわかっています。
であるなら勝又健志を起用したほうが結果が出やすい、と考えての勝又連投だったのでしょう。
優勝シャーレを掲げながら
風林火山が優勝したとき、3人の表情がぎこちないように私には映りました。
笑顔が少ないなとも感じました。
優勝したのにです。
二階堂亜樹はいつものさわやかな笑顔も見えますが、どこか曇りがちなようにも見えます。
優勝シャーレを掲げる滝沢和典の顔からは、自然な笑顔は見られません。
勝又健志も硬い表情です。
滝沢和典の自主退団
そしてこれは滝沢和典の自主退団につながってきます。
藤沢監督にとっては寝耳に水でした。
しかし藤沢監督もすぐにその真意が理解できたでしょう。
入替レギュレーションによって滝沢和典を巻き込んだことが原因だと。
高い人気を誇る滝沢和典に抜けられては困ります。
藤沢監督は、滝沢和典のインタビューにもあったように、1年待ってくれと言います。
しかし滝沢和典の決意は揺るぎません。
こうして滝沢和典は風林火山を脱退します。
優勝したにもかかわらず、自主退団者が出る前代未聞の出来事です。
滝沢和典の自主退団の理由については、こちらの記事をご覧ください。
滝沢和典の移籍の経緯については、こちらの記事をご覧ください。
風林火山オーディション優勝者のドラフト指名を牽制
風林火山は、風林火山オーディションでの優勝者を他チームがドラフトで指名しないよう牽制しました。
これについて問題が指摘されています。
風林火山は前シーズン優勝したため、ドラフト指名権は下位のチームが優先となります。
しかし優勝者を下位のチームが先に指名してしまうと、風林火山は優勝者を指名できません。
そこに圧力を加えたのが、こちらのツイートの最後の一文です。
◯ドラフト指名オーディション◯
— EX風林火山 (@EX_Furinkazan) July 19, 2021
敗者復活戦勝ち上がりは #本田朋広 #小沼翔 の2名‼️
先に決勝進出を決めた #友添敏之 #松ヶ瀬隆弥 の4名で決勝を戦います🔥
優勝者をドラフト会議で指名するので他チームの皆さんには指名しないでいただきたい🙏#Mリーグ #EX風林火山 #麻雀 #オーディション pic.twitter.com/cBYYZra2KM
これに対して次のような批判がされました。
最後の一文ですが、公式アカウントがはっきりと言ってはいけないと思いました。 そのように表明されてしまうと、他チームはその選手を指名できなくなってしまう(指名したら悪者にされてしまう)ため、ドラフトの公平性を著しく損います。一個人の意見ですが、非常に心象がよくないです。
えだれふ https://twitter.com/EAbemas/status/1417078358609780739
これは戦力均衡を一つの目的としているウェーバー方式の制度目的を歪めるものです。
なぜなら下位のチームが戦力を優先的に補強することを妨げているからです。
風林火山オーディションはABEMAプレミアムで視聴可能です。
EX風林火山の問題について探ってみた 不倫騒動に始まる諸問題|まとめ
- 二階堂亜樹と勝又健志の不倫騒動は、Mリーグの麻雀に対する負のイメージの払拭という改革に、水を差しました
- 入替レギュレーションは、二階堂亜樹と勝又健志に対する懲罰の意味があります
- 滝沢和典はとばっちりを受けました
- 風林火山オーディションについても問題が指摘されています
いたずらに問題や汚点を騒ぎ立てて、興味本位に煽ろうという気はさらさらありません。
では有効な改善策を提案できるのかというと私の力不足のためできないのですが、問題は問題として明確にしておくことは必要です。
風林火山がこれらの問題を解決し、よりよいMリーグになっていくことを願ってやみません。
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