会社の人や友達との付き合いとして役立つ麻雀。ゲームやYouTubeをきっかけに始めたばかりの人もいるのではないでしょうか。今回は麻雀の役の1つ「じゅんちゃん(純全帯公)」について解説します。「じゅんちゃんってどんな役?チャンタとの違いは?」「じゅんちゃんはどういったときに狙うと良い?」「じゅんちゃんの弱点は?」といった方に向けて、この記事では
- じゅんちゃん(純全帯公)とは?
- じゅんちゃんは麻雀でどんな時に狙う?
- じゅんちゃんを狙うデメリットを紹介
について解説していきます。この記事を読むことで麻雀役「じゅんちゃん(純全帯公)」についてわかります。是非、最後まで読んでみてください。
じゅんちゃん(純全帯公)とは?
じゅんちゃん(純全帯公)とは、麻雀の役で1と9の数牌を使って雀頭と老頭牌が含まれる4面子を揃える役です。鳴かない場合は「3飜」、食い下がりで「2飜」になります。
チャンタとの違い
チャンタとじゅんちゃんの違いは、字牌があるか無いかの違いです。チャンタの場合は字牌を使用して数牌は1や9を含めた形です。あがった時に鳴いてない状態で「2飜」、食い下がりで「1飜」になります。「字牌無しがじゅんちゃん」「字牌有りがチャンタ」と覚えましょう。
現在は珍しい役として見る機会が少ない
最近の麻雀では、赤5牌が採用されているため、チャンタ系を狙うことは少なくなっています。特に字牌を使わないジュンチャンは、二盃口と同じくらい珍しい役として認知されています。
じゅんちゃんは麻雀でどんな時に狙う?
じゅんちゃんは、狙うのが難しい役になるため中々狙う機会はないと思います。しかし、配牌時に1・9牌が多くあり、満貫以上の点数が欲しいときは狙ってみると良いでしょう。鳴いて素早くあがりたい場合は、3色とドラを絡めることで満貫以上の手が素早く狙えます。また、タンヤオ狙いが多い人は1・9牌を切るので、あえてじゅんちゃんを狙うという手もあります。
じゅんちゃんを狙うデメリットを紹介
じゅんちゃんを狙うデメリットを紹介します。
待ちが悪くなる
じゅんちゃんは、1・9牌と端の牌を使用するため12や89のシャンポンの形や、ペンチャンの形と愚刑の待ちになりやすくなります。78で両面待ちにして平和を付けられますが、6で上がった場合にじゅんちゃんでなくなるので注意が必要です。こうした待ちが悪くなりがちな点がじゅんちゃんのデメリットです。
赤牌が使えない
じゅんちゃんは1・9牌を使用するため、赤ドラルールが適用されている卓では赤牌を使用できません。そのため、難易度の割りに点数が高くない場合が多くなります。配牌時や序盤で赤牌が手に入った時は、無理にじゅんちゃんを狙わないほうが良いでしょう。
危険牌を切らないといけない
じゅんちゃんでは1・9牌を使用することから、上がるためには4~6の危険牌を切らないといけません。そのため他の人がテンパイしていると思っている時は無理に狙わないほうが良いでしょう。振り込みが多くなり負ける確率が高くなります。
役無しになりやすい
じゅんちゃんは、役牌やタンヤオなど出現率の高い役と複合できないため、ポンやチーをした後に諦めたいと思っても他の役に切り替えるのが難しくなります。門前の場合は諦めた場合でもリーチで上がれるので、あまり鳴かないほうが良いでしょう。
まとめ
今回は、麻雀のレア役「じゅんちゃん(純全帯公)」について解説しました。チャンタとは違って字牌無しで1・9牌を絡めて役を作らないといけないので、かなりのレア役です。知り合いと一緒に麻雀をしてこの役を上がれれば盛り上がること間違いないでしょう。麻雀を打っている人はこの機会にじゅんちゃんを狙ってみてはいかがでしょうか。