瀬戸熊直樹と多井隆晴の盟友関係とは?連盟時代から最強戦まで

【PR】アフィリエイト広告を利用しています

お互いに最強位を獲得し活躍する瀬戸熊直樹と多井隆晴。

二人は盟友で知られていますが、そこにはどんなエピソードがあるのでしょうか。

こちらの記事では連盟時代にさかのぼり、二人の盟友関係についてお伝えしています。

友情の尊さを思い起こさせてくれます。

瀬戸熊直樹と多井隆晴の盟友関係とは?

瀬戸熊直樹と多井隆晴は、日本プロ麻雀連盟時代からのよきライバルです。

ライバルとして競い合う一方、お互いに尊敬し合っています

そして一方が活躍すれば、もう一方がモチベーションを与えられるという関係でもあります。

連盟時代

二人のプロ入会は日本プロ麻雀連盟です。

鳳凰位決定戦でも二人は戦いました。

連盟入会

瀬戸熊直樹も多井隆晴も同じ日本プロ麻雀連盟に入会していますが、多井隆晴の方が3年先輩になります。

しかし年齢は瀬戸熊直樹が2歳年上です。

プロ入会年年齢
多井隆晴1995年52歳
瀬戸熊直樹1998年53歳

連盟時代は、多井隆晴が2003年に鳳凰戦A1リーグ入り、瀬戸熊直樹は2004年にA1リーグ入りしています。

多井隆晴は2005年には王位を獲得し、麻雀の成績は瀬戸熊直樹を一歩リードしていました

鳳凰位決定戦

2005年には鳳凰位決定戦で二人は戦いました。

この時、瀬戸熊直樹は3位、多井隆晴は4位でした。

ちなみにこの時、鳳凰位になったのは土田浩翔。

多井隆晴はこの時のことについて「瀬戸熊か俺のどちらかが鳳凰位にならないといけないと思っていた」と語っています。

多井隆晴の連盟脱退

多井隆晴の連盟脱退は、多井隆晴にとって本意ではありませんでした。

そして瀬戸熊直樹は、多井隆晴が連盟を脱退しないよう懇願しました。

本意ではない脱退

鳳凰戦をともに戦った翌年の2006年、多井隆晴は日本プロ麻雀連盟を脱退します

土田浩翔、河野高志、阿部孝則らとともに「日本麻雀機構」(のちにRMU)の設立に加わっています。

多井隆晴はこの時のことについて

連盟を辞めなくてもいいと聞いていたが、辞めなくてはいけないことになってしまった。

本当は辞めたくなかった。

という内容をこちらの動画で語っています。

つまり脱退したのではなく、日本プロ麻雀連盟から脱退させられたことになります

瀬戸熊直樹の懇願

この時、瀬戸熊直樹は連盟の理事会で

「多井だけは辞めさせないでほしい」

と直訴しました。

そして多井隆晴に電話で泣きながら「辞めないでほしい」と伝えました

しかし懇願も叶わず、多井隆晴は連盟を脱退させられます

連盟脱退の理由

多井隆晴の連盟脱退の理由は、多井隆晴が動画で話している内容をまとめると次のようになります。

麻雀の普及がもっとでき本物のプロになれる団体を作ると聞いて日本麻雀機構に参加した
              ↓
連盟は辞めたくなかったが辞めなくても参加できると聞いていた
              ↓
しかし後になって話が変わり連盟を辞めなくてはいけなくなった

参考:麻雀プロ団体の歴史

瀬戸熊直樹のタイトル獲得

瀬戸熊直樹は多井隆晴の脱退後、鳳凰位を3回獲得するなど絶頂期を迎えます

一方、多井隆晴は連盟を脱退後は仕事がなくなり「この業界から消えようと思っていた」と話しています。

しかしそんな多井隆晴は3回目の鳳凰位を瀬戸熊直樹が獲得した時

「今度は俺が追いつく番だ」

と瀬戸熊直樹にメールをしています。

瀬戸熊直樹はこの時、多井隆晴にやっと認められたと感じました

Mリーグ

Mリーグ初年度、多井隆晴は渋谷ABEMASに、瀬戸熊直樹はチーム雷電にドラフト指名されます。

しかしその後の成績は明暗を分けます

多井隆晴は4年連続200ポイントオーバー、瀬戸熊直樹は4年間で600ポイント以上のマイナスに。

瀬戸熊直樹はMリーグ以外にも連盟の鳳凰戦リーグでA2へ降級し、成績不振に陥ります。

過去のMリーグでの2人の戦いはABEMAプレミアムで視聴可能です。

参考記事:Mリーグ2024のクビ候補は誰?

参考記事:多井隆晴の年収はいくら?

最強戦

2020年、多井隆晴は初の最強位を獲得します。

しかしその翌年の2021年、今度は瀬戸熊直樹が最強位を獲得。

さらに瀬戸熊直樹は2022年も優勝し、連覇を果たします。

特に2021年の最強位獲得は、オーラス倍満ツモ条件を達成し最強位に。

この時、生配信をしていた多井隆晴は、インタビューを聞いて泣いてしまいます

それがこちらの動画。

最強戦とは、竹書房が主催する最強の麻雀打ちを決めるタイトル戦です。

瀬戸熊直樹がオーラスの大逆転で優勝した麻雀最強戦2021は、こちらのDVDで見られます。

気になる方はこちらもチェックしてみてください。

麻雀最強戦2021 #16ファイナル 決勝戦 [DVD]

「最強位様、おはようございます!」

多井隆晴が最強位の時は瀬戸熊直樹が、瀬戸熊直樹が最強位の時は多井隆晴が「最強位様、おはようございます!」と挨拶をします。

下の画像はその場面です。

お互いに高め合う二人

二人はお互いに高め合う関係です。

どちらかが活躍すれば「俺もやってやる」と奮起します。

またどちらかが不調でも、自分との対戦で復調のきっかけになってほしいと願います。

その一方で同卓すれば「こいつにだけは負けたくない」と思います。

つまりライバルであるとともに、お互いに高め合う関係でもあるのです

好対照な二人

多井隆晴はよくしゃべり、自分をどんどん出していくタイプです。

対照的に瀬戸熊直樹は寡黙で、自分を出していくタイプではありません。

そんな好対照な二人ですが、お互いに尊敬し合っています

瀬戸熊直樹は多井隆晴の麻雀に研究熱心な面を、多井隆晴は瀬戸熊直樹の誠実で信頼できる面をお互いに尊敬し合っています。

プロ団体の統一

多井隆晴は瀬戸熊直樹がプロ団体を一つに統一したいと言ったらついていくと言っています。

こちらの動画で話しています。

参考:麻雀プロ団体の歴史

瀬戸熊直樹と多井隆晴の盟友関係とは?連盟時代から最強戦まで|まとめ

  • 瀬戸熊直樹と多井隆晴はライバルとして競い合いながらもお互いを尊敬し高め合う関係です

瀬戸熊直樹と多井隆晴は同じ世代として麻雀界を盛り上げています。

そういう思いが二人には共通してあるでしょう。

瀬戸熊直樹と多井隆晴が協力し合い、麻雀界が統一されることを望んでいます。

Mリーグが好きな方にはこちらの記事もおすすめですので、チェックしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました