風林火山を自主退団し、コナミ麻雀格闘倶楽部へ移籍した滝沢和典。
この記事では、滝沢和典の移籍までの経緯についてお伝えしています。
滝沢和典がコナミ麻雀格闘倶楽部へ移籍するまでの過程がわかります。
滝沢和典移籍までの経緯
風林火山を自主退団しましたが、コナミ麻雀格闘俱楽部からドラフト指名され移籍しました。
自主退団を発表
2021年7月1日、風林火山公式ツイッターにて、滝沢和典の自主退団が発表されます。
滝沢和典選手は、本人の強い退団意向があり、チームとして誠心誠意慰留いたしましたが、合意に至らず自由契約となりました。
https://twitter.com/EX_Furinkazan/status/1410523630174310402
退団しようと思い始めたのはいつ?
負けたらクビの入れ替えレギュレーションができた時です。
決意にまでは至っていませんが「優勝したらやめちゃえ」という思いが芽生えたと、「熱闘!Mリーグ」インタビューで語っています。
退団を決意したのはいつ?
契約の意思を伝える最終期限の日に、決意しました。
それまで風林火山と何度か話し合いを重ねていたそうです。
「どっちに転んでもおかしくなかった」と「熱闘!Mリーグ」インタビューで答えています。
退団の理由に関する滝沢和典の発言
退団理由についていくつかの媒体で発言しています。
麻雀プロ・Mリーガーとしてどのくらい評価されているのかを、チームから離れることによって確かめたいと思いました
キンマweb 「滝沢和典、緊急直撃インタビュー」https://kinmaweb.jp/archives/140414
こういう動きがあったらおもしろいよねっていうのが一番。
ABEMA「WINTICKET ミッドナイト競輪」出演時
新しいところで挑戦してみたくなった
同上
そのルール(入れ替えレギュレーション)で完全にその場を奪われるのはちょっと違うんじゃないのかなと思って
「熱闘!Mリーグ」インタビュー
入った瞬間の人が負けてやめさせられるのはかわいそうかなと思って・・・・・・反発する気持ちがあるとしたらそれがありますね
同上
入れ替えレギュレーションへの反発
入れ替えレギュレーションへの反発が、その発言から受け取れます。
滝沢和典退団の理由は、この入れ替えレギュレーションにあると言っていいでしょう。
滝沢和典の自主退団の理由についてはこちらの記事をご覧ください。
奥さんの説得
負けたらクビのルールで、奥さんには心配をかけたと、滝沢和典は話しています。
優勝してほっとしたのも束の間、今度は自分からやめると言い出します。
奥さんはどのような気持ちだったでしょう。
この奥さんの説得に関する滝沢和典のコメントです。
でも長い目で見たらそうじゃないんだよっていうのがうまく説明できたんじゃないかと思います
「熱闘!Mリーグ」インタビュー
ここで新たな挑戦をすることは、今後の成長につながるので、一時不安定になっても長い目で見たらそうではないんだよ、という意味でしょう。
いずれにしても奥さんの理解は、滝沢和典への信頼があるからこそです。
コナミ麻雀格闘俱楽部からのドラフト指名
8月2日のドラフト会議で、大方の予想通りコナミ麻雀格闘俱楽部から指名されました。
密約を否定
自主退団の前に、コナミ麻雀格闘俱楽部から指名を受ける確約はなかったと、こちらの動画で話しています。
一方で、かなり以前から佐々木寿人や複数の人と、同じチームでやりたいねという話はしていたそうです。
ドラフトの時どこにいたの?
西武園遊園地で、家族と花火を見ていました。
遊園地から自宅に戻ってドラフトを見る予定だったのですが、娘さんが花火を見たいと言ったので、急遽花火を見ながらになりました。
このあたりのことも、上掲の動画で 2:35~ 話しています。
優しいパパですね。
藤沢監督からの花束贈呈
先日EX風林火山の藤沢監督と改めてお話ししてお花を頂きました。その時の動画が今日の風林火山オンラインイベントで流れた様ですね。
— 滝沢 和典 (@TakizawaRenmei) September 23, 2021
3枚目、せっかく藤沢さんと握手してるのに切れてるという笑
改めて3年間、本当にお世話になりました。いち選手として、正々堂々、真剣勝負させていただきます! pic.twitter.com/VOE09cHWTC
滝沢和典の退団理由は、藤沢監督の方針ややり方に反発したためではないかという意見があります。
うがった見方をすれば、藤沢監督のほうで、和解のイメージを演出したかったと見えなくもありません。
しかし話し合いの場を設け、滝沢和典と奥さんをねぎらった藤沢監督の前向きな行動は、素直に評価すべきでしょう。
滝沢和典には風林火山に、麻雀プロとしてどん底の自分をドラフトで指名し、復活の機会を与えてくれたという恩があります。
優勝することでその恩は返したとも言えますが、そういう感謝は少なくとも滝沢和典の中にはあるはずです。
滝沢和典の復活のきっかけについてはこちらの記事をご覧ください。
滝沢和典の移籍までの経緯をまとめてみた|まとめ
- 風林火山を自主退団しましたが、コナミ麻雀格闘俱楽部からドラフト指名され、移籍しました
- 藤沢監督から花束が贈呈されました
ドラフトで指名された時の滝沢和典のツイートです。
沢山の方に感謝の気持ちと緊張感と責任感と晴れやかな気持ちと。
— 滝沢 和典 (@TakizawaRenmei) August 2, 2021
もちろんお受けして、当たり前ですがまた精一杯やりますので開幕を楽しみにしてください。
この「晴れやかな気持ちと」の部分から、本当に風林火山にいたくなかったんだなというのがよくわかります。
移籍した滝沢和典に、また自然な笑顔が戻ったと感じているのは私だけではないでしょう。
Mリーグが好きな方にはこちらの記事もおすすめですので、チェックしてみてください。