麻雀が好きで実力に自信がある方は、「麻雀のプロになろう」と考えたことがあるのではないでしょうか。しかし「麻雀プロの年収ってどれくらいなの」や「麻雀だけで生計は立てられるの?」と疑問もでてきます。
この記事では麻雀プロの年収と仕事内容について解説していきます。麻雀プロに興味がある方はぜひ読み進めてください。
麻雀プロとは?
麻雀プロとはプロの麻雀団体に所属し、プロテストに合格した雀士のことです。
プロ団体は、最高位戦日本プロ麻雀協会や日本プロ麻雀連盟、日本プロ麻雀協会など複数の団体があります。麻雀プロになるには、所属したいプロ団体のテストに合格することが必要です。
どんなテスト?
試験内容は書類審査、筆記試験、面接、実技(対局)が一般的です。筆記試験は麻雀問題の他に、一般教養や小論文が含まれる場合があります。麻雀プロの試験合格率は、団体により異なりますが、一般的に20〜30%程度です。
試験は年に数回、東京や大阪など全国で行われます 。受験料は団体により1万5千円〜2万円ほどで、筆記では麻雀問題のほか論述や一般教養も出題されます 。面接・実技ではマナーや礼儀も評価され、合格後は研修を経て正式なプロとなります。プロ登録後も毎年の会費や研修費が必要なため、試験に受かっただけで高収入を保証されるわけではありません。
麻雀プロの平均年収はどれくらい?
麻雀プロの平均年収について公式なデータはありません。
麻雀プロの年収は活動内容や成績、出演料などで大きく変動します。Mリーガーのトップ層では、推定年収数千万円の選手もいるようです。
麻雀プロの平均年収はトッププロと一般プロ、男性プロと女性プロで違いがあるのかについて解説します。
トッププロと一般プロの年収の差
トッププロと一般プロでは年収に大きな差があります。
Mリーガーの場合、団体から最低年収保証として、400万円の給料がもらえることが多いようです。加えて、大会の賞金や個人活動の収入もあるため、平均年収は500万〜1000万円程度とされ、トップ層では年収2000万円以上になることもあります。
その他のプロの場合、団体からの給与はありません。大会賞金だけでは生活が厳しいため、雀荘勤務や講師活動、会社員との兼業などで生活を支えています。年収は幅広く、200万〜1,500万円程度です。
Mリーガーは比較的安定した収入を得られますが、大多数のプロは副業・兼業をする必要があります。
男性プロ・女性プロで違いはある?
麻雀プロの年収は男女どちらか一方が高いとは言い切れません。年収は個人の活動内容や規模、収入源の多さで大きく左右されます。
例えば一部の女性プロはアイドル的な活動で収入源を多様化させ、高年収を目指すことも可能です。男性プロもメディア出演などで収入を得ますが、女性プロは加えて、グラビアや商品販売など、より幅広い収入源を得られる場合があります。
一部の女性プロの活動が、男女間の差に起因しているようです。
麻雀プロの仕事内容は?
麻雀プロの仕事は多岐にわたります。これから詳しく見ていきましょう。
大会賞金やリーグ戦の報酬
麻雀プロの大会賞金やリーグ戦の報酬は大会によって大きく異なります。
Mリーグのような大規模イベントでは、優勝すれば数百万円の賞金を得ることもありますが、ごく一部のトッププロに限られたことです。一般的な麻雀プロ団体の優勝賞金は数十万円、タイトル戦でも100万円程度です。
リーグ戦は実力を示す場で、上位に入れば賞金を得られますが、すべての大会で高額賞金を用意しているわけではありません。交通費やエントリー費を差し引くと、残る金額は少なくなります。
テレビ・YouTube・配信出演での収入
近年麻雀業界で注目されているのが、動画配信やメディア出演による収益化です。
テレビやYouTubeなどで麻雀番組が増え、麻雀プロがメディア出演する機会が急増しました。
特にYouTubeでは、麻雀プロ自身がチャンネルを開設し、対局動画や戦術解説を配信することで広告収入やメンバーシップで安定的に収入を得ています。人気チャンネルになると、月数十万円以上の広告収入を得ることも可能です。また動画を通じてファン層を拡大することで、イベント出演や企業案件の依頼も増加します。
メディア出演や動画配信は今の麻雀プロにとって、収入を大きく左右する重要なものです。
スポンサー契約やイベント出演料
スポンサー契約やイベント出演料は重要な収入源です。
スポンサー契約は、麻雀プロがユニフォームやSNS投稿に企業ロゴを掲載して、年間契約料を得る仕組みです。Mリーグのような企業チームに所属すれば、安定した年棒+ボーナスが支払われます。
雀荘イベントやトークショーなどでのイベント出演料は、1回あたり数万円〜十数万円が相場で、人気プロは全国各地のイベントに呼ばれることもあります。コロナ禍以降オンラインイベントが定着し、自宅からでもファン交流ができるため、地方プロも活動の幅が広がるようになりました。
麻雀教室・オンラインレッスンでの講師業
麻雀教室やオンラインレッスンでの講師業についてです。
麻雀プロが、麻雀初心者やアマチュアを対象に、マンツーマンの指導やグループレッスンを開催して収入を得ます。麻雀プロのレッスン報酬は、指導方法やプロとしての実績などで大きく変動しますが、時給数千円〜数万円程度です。
特に最近では、ZoomやDiscordなどを使ったオンラインレッスンの普及で、全国の生徒に指導できるようになりました。定期的な講座を開けば月数十万円の安定収入も可能です。
また麻雀戦術の講座や動画教材の販売で、受講料やロイヤリティ収入を得ている麻雀プロもいるようです。
雀荘経営・従業員としての収入
無名期のプロにとって大きな柱となるのが雀荘勤務や店舗経営です。自分で雀荘を経営するケースもありますが、運営コストや初期投資が高いため、まずは店員やゲストとして働きながらノウハウを学びます。給与は時給制で、地方なら時給1,000円程度、都市部でも1,200円前後と一般的なサービス業と大差ありません 。
ただし常連客に支持されることで、講師業やイベントに呼ばれる機会が増えるため、地道な現場経験は将来のキャリア構築に不可欠です。
まとめ
本記事では、麻雀プロの年収と仕事内容について解説しました。
麻雀プロの年収は活動内容や成績などで大きく変動し、仕事内容も多岐にわたります。
麻雀プロは一見地味に見えても、人気と実力を兼ね備えた選手なら年収1000万も夢ではない職業です。











