麻雀の役には鳴きで成立する役やしない役、あるいは1翻下がってしまう役があります。
でも初心者の方には、この違いやどんな役がそうなのかわかりにくい場合があります。
この記事では、麻雀役の鳴きOK・不可・食い下がりを簡単に覚える方法をご紹介しています。
鳴いた時、役がどうなるか、初心者の方でも簡単に覚えられます。
鳴きOK・不可・食い下がりの役とは?
鳴いた時、役がどうなるかという観点から、役は次の3つに分類できます。
- 鳴きOKの役
- 鳴き不可の役
- 食い下がりの役
鳴きOKの役
鳴いても成立する役です。
鳴いても1翻下がるということがありません。
鳴き不可の役
鳴くと成立しない役です。
つまりメンゼンでないと成立しない役です。
食い下がりの役
鳴いた場合、メンゼンの時にくらべ1翻下がる役です。
麻雀役の鳴きOK・不可・食い下がりを覚える3つのポイント
麻雀役の鳴きOK・不可・食い下がりを覚えるポイントは、次の3点です。
- グループで覚える
- より重要なグループから覚える
- 基本的な役から覚える
グループで覚える
麻雀役を鳴きOK・不可・食い下がりの3つのグループに分けて覚えましょう。
一つ一つの役について、これは鳴いたら役がつかない、これは鳴いても役がつく、これは鳴いたら1翻下がると、1翻役から順にそれぞれ覚えていくのは、とても大変ですし、なかなか記憶に定着しません。
そこで鳴きOK・不可・食い下がりの3つのグループに分けて、まとまりで覚えましょう。
そのほうが覚えやすく、効率的です。
より重要なグループから覚える
3つのグループのうちより重要なグループから覚えましょう。
より重要なグループから覚えることによって、次のグループが覚えやすくなります。
この3つのグループのうちより重要なグループは、鳴き不可のグループです。
なぜなら誤って鳴いてしまうと、役がないのでアガれなくなってしまうからです。
より重要な鳴き不可のグループを覚えたら、鳴きOKのグループを覚え、最後に食い下がりのグループを覚えましょう。
基本的な役から覚える
出現頻度の高い基本的な役から覚えましょう。
例えば四槓子(スーカンツ)という役がありますが、この役の出現率は0.0002%。
実戦で出現することはまずありません。
そのため、まずは出現頻度の高い基本的な役に絞って覚えましょう。
その他の役は、基本的な役を覚えてからでも遅くはありません。
鳴き不可・OK・食い下がりの各グループの基本的な役
各グループの基本的な役は、次の通りです。
鳴き不可のグループ
まずより重要な鳴き不可のグループを覚えましょう。
鳴き不可のグループの基本的な役は、次の5つです。
これらの役は、鳴くと成立しません。
つまりメンゼンが成立条件です。
それぞれの役について確認されたい場合は、こちらの記事をご覧ください。
鳴きOKのグループ
鳴き不可のグループを覚えたら、次に鳴きOKのグループを覚えましょう。
鳴きOKのグループの基本的な役は、次の5つです。
これらの役は、鳴いても成立します。
また次の項の食い下がりのグループのように、鳴いて1翻下がるということもありません。
例えばトイトイは2翻ですが、鳴いても2翻です。
三暗刻の注意点
三暗刻は暗刻を3つ作るとできる役ですが、3つの暗刻以外の部分を鳴いても三暗刻が成立します。
例えばこのような手牌です。
役牌については、こちらの記事をご覧ください。
食い下がりのグループ
鳴きOKのグループを覚えたら、次に食い下がりのグループを覚えましょう。
食い下がりのグループの役は、次の6つです。
これらの役は、鳴くとメンゼンの時の翻数から1翻下がります。
メンゼンの時の翻数と、鳴いた時の翻数は次の通りです。
メンゼン | 鳴くと… | |
ホンイツ | 3翻 | 2翻 |
チンイツ | 6翻 | 5翻 |
一気通貫 | 2翻 | 1翻 |
三色同順 | 2翻 | 1翻 |
チャンタ | 2翻 | 1翻 |
ジュンチャン | 3翻 | 2翻 |
食い下がりは、この6つの役しかありません。
麻雀役の鳴きOK・不可・食い下がりを簡単に覚える方法|まとめ
- 麻雀の役には鳴きOK・不可・食い下がりの区別があります
- これらを覚えるポイントは、①グループで覚える②より重要なグループから覚える③基本的な役から覚えるの3点です
- 鳴き不可のグループにはツモ・リーチなど、鳴きOKのグループには役牌・タンヤオなど、食い下がりのグループにはホンイツ・チンイツなどがあります
このように役と鳴きの関係を把握した上で実戦を繰り返し、記憶を定着させていきましょう。
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