当ブログ『3確放浪記』の更新がしばらくストップしていたので、読者の方から「何かあったのですか?」といった、私を心配してくださるメッセージをいただきました。心温まるメッセージに胸熱です。
実は私メロン少佐、一週間ほど前から発熱を伴う体調不良でパソコンに向かうこともできませんでした。
「もしかして、俺って新型コロナに感染した?」と不安になり、いままで他人事だと思っていたPCR検査を受けることに…
『3確放浪記』のテーマである麻雀とはかけ離れた話題ですが、このコロナ禍の中、私のPCR検査の体験が読者の皆様のご参考になればと思い、体験談としてまとめてみました。
37.2℃の発熱
朝起きて、熱っぽいなと思い体温を測ってみると、37.2℃あります。日頃熱を出すことはないため、真っ先にコロナを疑いました。ワクチンの接種は受けていませんでした。
熱の他には軽い頭痛、咳、鼻水がありました。息苦しさはありません。頑張れば働けないこともなかったのですが、勤務先の規則で、体温が37℃以上の場合、報告義務がありました。
そこで電話連絡すると、上司から「 出勤してはいけない。コロナ感染の疑いが払拭できないので、病院で検査し結果を報告せよ」 との指示。
「ああ、これでしばらく出勤できないな」と、この時、覚悟しました。
対応方法
いまさらですが、コロナの感染が疑われる場合はどう対応するか、インターネットで調べてみました。すると市のページに、症状がある場合は相談窓口に電話するというフローチャートがあります。
そこで電話し症状を説明すると、解熱剤を飲んで明日、熱が下がらなければ、近くの内科で診察を受けるよう言われました。
体温をまた測ると、38.5℃あります。がたがたと震えるくらい寒気がします。解熱剤は飲んだのですが、まったく下がる気配はありません。ついにコロナに感染してしまったのかと不安が募ります。その夜は、うなされるように寝込みました。
内科での診察
次の日、まだ熱が下がっていなかったので、近くの内科に電話してみました。すると発熱がある場合は、一般の診察客が全員終わった後の18時以降に、外のベンチで診察するとのこと。18時過ぎに行ってみると、顔全面にフェイスシールド、全身にビニール製のエプロン、そして手にはビニール手袋という完全防備の先生が来られました。
「38.5℃の熱が出たのであれば、PCR検査を受けた方がいい」とのこと。また「今、この辺でもたくさんコロナの感染者が出ている」「PCR検査を受けた人の5割程度が陽性なので、そのつもりで受けてください」とも言われました。しかし先生も看護師の方も、親身な対応をしていただき、とても感謝しています。PCR検査は翌日に予約ができました。
PCR検査
PCR検査はこの内科ではなく、別の大きな病院で受けました。ただ建物の中には入れず、敷地に止めてあるバスの中で検査を受けます。
またコロナの疑いがあるため公共交通機関は使えません。そのため自転車で行きました。雨の中、40分ほどかかりました。内科でもらったPCR検査の予約票が必ず必要なので、忘れず持って行きます。PCR検査の費用は無料です。
バスの前まで来ると、頭から足の先まですべてビニールの防御服に身を包んだ案内係の人に誘導され、列に並びます。私の前に2人いましたが、それほど待つこともなく検査を受けることができました。私の後ろにも2、3人並んでいましたが、それほど混雑している感じはありませんでした。
バスの中に入ると、前と後ろがビニールで仕切られていて、ビニールの穴から先生が手だけを出し、私の鼻に綿棒を突っ込みます。数秒で終わりますが、結構強めに綿棒を鼻の奥でかき回されるので、少し痛くて苦しいです。
募る不安
「もしコロナにかかっていたら、職場はどうなるんだろう。みんな2週間、自宅待機になってしまうのだろうか。あんなに手洗いや手指の消毒、ドアノブや取っ手の消毒もこまめにやっていたのに。家と職場とスーパーにしか行っていないのに」と、不安が募ります。気持ちもうつうつとしてきます。
PCR検査の結果
2日後に電話連絡とのことでしたが、翌日に内科の先生から電話がありました。
結果は陰性。大学に受かった時のような喜びがありました。そしてほっと安堵しました。先生からは、何かの風邪だったのだろうと言われました。
振り返ってみると、熱を出す2、3日前は睡眠不足と栄養不足が続いていました。風邪をひくのも当然です。体調管理ができていません。これを機に反省し、睡眠、栄養を十分に取るよう注意します。またワクチンも受けようと思い直しました。
体温を測ると平熱に戻り、咳や頭痛もおさまっていました。
温かい言葉
5日ぶりに職場に出ると、皆温かい言葉をかけてくれます。私の欠勤で負担が多くなったり、コロナ疑いのため冷たい対応をされるのではと心配していたのですが、むしろ身体をいたわる言葉をかけていただき、とても嬉しかったです。会社には診断書とPCR検査の結果の書類を提出しました。
【体験談】麻雀オタク、出勤停止命令を食らいPCR検査を受けてみたら・・・|まとめ
- 37.2℃の発熱があり、コロナ疑いのため出勤停止となりました
- 対応方法をインターネットで調べました
- 内科でPCR検査を受けた方がいいと診断されました
- PCR検査を別の病院のバスの中で受けました
- PCR検査の結果は陰性でほっとしました
- 職場の人が温かい言葉をかけてくれ嬉しかったです
はっきり言って、自分が発熱し、PCR検査を受けるとは思っていませんでした。栄養や睡眠など、日頃の健康管理も大切だと痛感しました。そして手洗い、消毒も大切です。
心が弱くなっているときに、親身に対応してもらったり、温かい言葉をもらったりするのは、身にしみいるように嬉しいことだと気づきました。