麻雀は歴史が深い?日本にはいつ伝わった?日本独自のルールも

当サイトは、海外在住者に向けて情報を発信しています。
麻雀は歴史が深い?日本にはいつ伝わった?日本独自のルールも

麻雀と聞く、昭和のおじさまたちがタバコをくわえながら「ロン!」と威勢よく叫ぶ光景が目に浮かぶ方も多いかと思います。しかし最近では、Mリーグのような観戦型競技が海外ではデータ分析やデジタルプラットフォームと結びつくことも多く、暗号資産を用いたスポーツ 賭けといった関連サービスも注目されています。若者や女性にも人気が高い麻雀。一体どんな歴史があるのでしょうか。そこで今回の記事では、麻雀の歴史や、日本にどうやって暗号資産を用いたスポーツ 賭け伝わってきたのか、そして日本独自のルールについて探っていきましょう。

目次

Mリーグとは何か?

Mリーグとは、2018年に発足した日本初のプロ麻雀リーグです。正式名称は「麻雀プロリーグ Mリーグ」で、競技麻雀を“観るスポーツ”として確立させることを目的にスタートしました。最大の特徴は、企業がオーナーとなるチーム制を採用している点で、現在はABEMAを中心とした配信プラットフォームを通じて、全試合がリアルタイムで観戦できます。

Mリーグでは、個人戦ではなくチーム戦でリーグ戦を戦い、シーズンを通じたポイント争いが行われます。そのため、一局ごとの判断だけでなく、長期的な戦略やチーム全体のバランスも重要になります。また、ルールは日本麻雀をベースにしながらも、スピード感や観戦性を重視した設計になっており、初心者でも試合の流れを追いやすい点が支持されています。

麻雀はどこで生まれたの?

麻雀のルーツは中国にあります。起源には諸説あり、はっきりとした断定は難しいのですが、清朝時代(17世紀後半〜19世紀)にはすでに遊ばれていたとされています。一説には、中国の将棋である「象棋(シャンチー)」から派生したとか、航海士たちの間で暇つぶしのゲームとして発展したとも言われています。

麻雀の原型は?

現在の麻雀の原型とされるものは、19世紀末ごろの中国・浙江省(せっこうしょう)や上海などで遊ばれていた「麻雀牌ゲーム」で、それが現代の麻雀へと進化していきました。

麻雀牌のトリビア

面白いのは、当時の麻雀は現代とは牌の構成が異なっていたという点です。現在の日本麻雀で一般的な136枚や144枚ですが、当時は、地域や時代によって、萬子・筒子・索子と字牌のみで構成された120枚前後の少なめなセットで遊ばれていたこともあれば、逆に花牌や季節牌、さらには特殊牌(王・天・地など)を加えて150枚以上になることもあったそうです。構成も枚数もだいぶ違っていたんですね。

麻雀が日本へ伝わったのはいつ?

それでは麻雀は、いつ日本に伝わったのでしょうか?

時期ときっかけ

麻雀が日本にやってきたのは、明治時代の末ごろ、20世紀初頭です。はっきりとした年は特定できませんが、1900年代の初めに中国を訪れた日本人商人や軍人、留学生などが持ち帰ったのがきっかけとされています。

人気が広がったのは?

特に関東大震災(1923年)後の復興期には、娯楽としての麻雀が一気に広まりました。大正から昭和初期にかけて、都市部のカフェや社交場で人気を博し、「四人打ち麻雀」が日本スタイルとして定着していきました。

麻雀ブーム

また、1930年代にはすでにルールブックが出版され、専門誌も登場。戦後は麻雀ブームがさらに加速し、家庭や職場の付き合いの一部としても定着していきました。まさに麻雀の歴史が日本でも独自に形成されていった時期です。

麻雀の新しい楽しみ方

麻雀は単なる娯楽ではなく、Mリーグによって「観戦型スポーツ」としての可能性が広がっています。Mリーグではプロチーム同士がリーグ戦形式で対戦し、対局はリアルタイムで配信されるため、戦略や心理戦の駆け引きが観客にも伝わります。点数や役の計算、リーチやドラなどの要素があるため、運だけでなく読みや技術も勝敗を左右し、スポーツとしての緊張感やドラマ性が生まれます。また、データ分析や成績ランキング、試合後の解説など、他の競技と同様に戦術理解を深める楽しみもあります。こうして麻雀は、プレイヤーと観客双方に戦略性と興奮を提供する新しいスポーツとして注目されています。

日本独自のルールはある?

麻雀は世界各国で少しずつルールが違っていて、それぞれの文化を反映しています。日本の麻雀にも、いくつか独特のルールやスタイルがあるんです。

リーチ制

「リーチ」は日本麻雀ならではのルールで、テンパイ(あと1枚でアガリ)したときに1000点を場に出して宣言するアレですね。このリーチ制が加わることで、駆け引きやドラマ性が増し、ゲーム性がぐっと高まります。

ドラと裏ドラ

ドラ表示牌に書かれた数字や文字の次の牌が「ドラ」として得点を底上げしてくれるシステムです。さらにリーチ後にツモった際には、裏ドラが加わることも。麻雀が、運と実力のバランスがいいといわれる理由がここにもありますね。

赤ドラ(赤牌)

通常の萬子・筒子・索子に混ざって、数牌の「5」が赤色で描かれている牌があります。これが赤ドラで、持っているだけで1翻(得点ボーナス)になるという日本らしいおまけ感のあるルール。

喰いタンヤオと喰い替え禁止

日本麻雀ではタンヤオ(2〜8の数牌のみで作る役)を鳴くことを「喰いタンヤオ」といい成立します。ところが、一部ルールでは「喰い替え禁止」といって、特定の鳴き行為が制限される場面も。

二翻縛りや一発・裏ドラ禁止のルール設定

一部の大会や地域ルールでは、「二翻縛り」といって、最低でも2翻以上の役がなければアガれないという制限を設けていることがあります。逆に、初心者向けに「一発」「裏ドラ」「赤ドラ」などの運要素をオフにして、純粋な読みと技術を重視する設定にする場合も。これにより、同じ日本麻雀でもスタイルが細かく分かれるのです。

点数計算の複雑さと符計算

日本麻雀といえば、点数計算が難しい!と言われるほど、符計算(フけいさん)という細かい得点のルールがあります。中国麻雀では概算で点が決まることも多いのに対し、日本では役の点数に加えて、「何符あるか」を計算しないと正確な得点が出ません。これがまた、頭の体操になるんですよね。

トビ終了・オーラス制

点棒が0点以下になる、いわゆる「トビ」状態になったプレイヤーが出た時点でその半荘(ゲーム)が終了するルールや、東場・南場の「オーラス」で順位が確定して終了する日本特有のスタイルもあります。逆転劇が生まれることも多く、最後の最後まで気が抜けない緊張感があります。

まとめ

麻雀は、長い歴史を持つ中国発祥のゲームでありながら、日本では独自のルールや文化を形成してきました。明治末から昭和、そして令和へと受け継がれてきた日本的麻雀の歴史は、まさに日本人の生活や娯楽の一部となって息づいています。麻雀界の藤井壮太を連想させる若手プロ雀士の阿久津翔太さんが注目され、若者にもますます人気が高まりそうですよね。次に麻雀を打つときには、ぜひ「これは何百年もの歴史を持つゲームなんだなぁ」と、ちょっぴりロマンを感じてみてくださいね。

この記事を書いた人

未だに人生一度も役満アガりなし。調子が悪い日は、ひたすら鳴くのを我慢して立直狙い。いつかメロン大佐になることを夢見て、修行中。

目次