Mリーグ2024-2025のドラフト会議の結果 が2025年6月30日に開催され、Mリーグ2024-2025のドラフト会議の結果を超える大転換となりました。10チーム体制実現と賞金増額で競争環境が激変する中、どのチームが新時代の覇権を握るのでしょうか。
本記事では、各チームの戦略と来シーズンの注目ポイントを解説します。
Mリーグ2025-2026ドラフト会議の概要
2025年6月30日午後5時、プロ麻雀界で「Mリーグ における ドラフト 2025-2026」が開催されました。アース製薬運営の新チーム「EARTH JETS」参入により、10チーム体制が実現。4チームが計9名の新Mリーガーを指名する大会となりました。
参考サイト:M.LEAGUT
EARTH JETSは優先指名権で4名を獲得。前年度セミファイナル未進出のBEAST X・EX風林火山・KADOKAWAサクラナイツが1〜2名ずつ選手入れ替えを実施しています。完全ウェーバー制により戦力均衡を図る仕組みです。
出典:Mスキ!!
優勝賞金は5,000万円から7,000万円へ40%も増額されました。競技レベル向上への本格的な取り組みが始まっています。
参加チームと指名結果
今回のドラフトには4チームが参加しました。新規参入のEARTH JETSが最優先指名権を保有し、既存3チームは前年度成績順で指名順位が決定されています。
EARTH JETSは石井一馬・三浦智博・逢川恵夢・HIRO柴田の4名を指名。BEAST Xは下石戟・東城りおの2名、EX風林火山は永井孝典・内川幸太郎の2名を獲得しました。KADOKAWAサクラナイツは阿久津翔太1名の指名に留まっています。
参考サイト:M.LEAGUT
9名の新Mリーガーが誕生し、2025-2026シーズンの新体制が確定しました。
新チーム「EARTH JETS」の戦力分析
アース製薬が運営する新チーム「EARTH JETS」の参入が決定しました。エンタメ事業拡大戦略の中核として位置づけられ、初代監督には川村芳範氏が就任。同氏はアース製薬の元取締役最上執行役員で、現在は顧問を務めています。
川村監督は麻雀愛好家として天和2回・地和3回の実績を持つ実力者です。企業トップとしての経営ノウハウをチーム運営に活かす方針を示しました。「記憶に残る麻雀をお魅せします」とのコメントで意欲を表明しています。
指名選手4名のプロフィール
EARTH JETSが指名した4名は各団体のトップクラス選手です。
指名順 | 選手名 | 所属団体 | 主要実績 |
1番 | 石井一馬 | 最高位戦日本プロ麻雀協会 | 2025年1月第49期最高位獲得 |
2番 | 三浦智博 | 日本プロ麻雀連盟 | 十段位、豊富な実戦経験 |
3番 | 逢川恵夢 | 日本プロ麻雀協会 | 若手注目株、攻撃型 |
4番 | HIRO柴田 | 日本プロ麻雀連盟 | ベテラン、蒼井ゆりか選手の夫 |
最高位戦と連盟から2名ずつのバランス構成となりました。新チームながら初年度からセミファイナル進出を狙える戦力が整っています。
既存3チームの選手入れ替え結果
2024-2025シーズンでセミファイナル進出を逃した3チームが、「Mリーグ での ドラフト 2025-2026」で大胆な戦力刷新に踏み切りました。新規定により選手入れ替えが義務付けられた各チームは、それぞれ独自の戦略で新戦力を獲得しています。こちらでは、BEAST X・EX風林火山・KADOKAWAサクラナイツの選手入れ替えの詳細と、巻き返しへの期待を詳しく解説します。
BEAST Xの戦力刷新(下石戟・東城りお指名)
BEAST Xは最も大胆な変更を実行。2名指名でチーム構成を一新しました。
1番指名の下石戟選手は6月15日のオーディションで優勝。2023年第15期RMUクラウン獲得の攻撃的実力者です。2番指名の東城りお選手は元セガサミーフェニックス所属で、2シーズンぶりの復帰を果たしました。
新旧の力を融合した攻守バランス重視の新体制です。前年度最下位からの巻き返しに期待が寄せられています。
EX風林火山の新体制(永井孝典・内川幸太郎指名)
EX風林火山は攻守バランスに優れた戦力を獲得しました。
1番指名の永井孝典選手は2024年IKUSA2024優勝で2代目SSPに就任。6月のオーディションでも元Mリーガーを退け勝利を掴んでいます。2番指名の内川幸太郎選手は約1か月間「ミスターX」として話題となったKADOKAWAサクラナイツからの移籍組です。
二階堂亜樹監督は「自力で道を切り開いた選手を評価した」と指名理由を説明。新旧融合でセミファイナル進出を目指します。
KADOKAWAサクラナイツの補強(阿久津翔太指名)
KADOKAWAサクラナイツは阿久津翔太選手1名を指名しました。Mリーグ史上最年少の29歳Mリーガーとなります。
参考サイト:YAHOO!JAPANニュース
日本プロ麻雀連盟所属で若獅子戦優勝の実績を持つ逸材です。森井巧監督は「20代という若さながら既に高い実力を備えた選手」と評価。内川選手の移籍空白を埋める形での指名となりました。
若い力の注入により新生サクラナイツの巻き返しに期待が集まります。
まとめ
「Mリーグ による ドラフト 2025-2026」により、プロ麻雀界の新体制が確定しました。EARTH JETS参入で10チーム体制が実現し、合計9名の新Mリーガーが誕生。アース製薬の本格参入はリーグ発展の原動力となります。
各チームの戦力構成も大きく変化しました。BEAST Xは下石戟・東城りおの2名体制、EX風林火山は永井孝典・内川幸太郎の攻守バランス型、KADOKAWAサクラナイツは阿久津翔太の若い力を注入。それぞれが独自の戦略で巻き返しを図ります。
2025-2026シーズンは優勝賞金7,000万円と昨シーズンから大幅増額と10チーム激戦により、これまでにない競争環境となります。どのチームが頂点に立つか、9月開幕への期待が高まっている状況です。