漫画の人気ジャンルの一つ、麻雀漫画。読んでいると思わず自分でも麻雀を打ちたくなってしまいますよね!
今回は麻雀の魅力が詰まった漫画を一挙紹介します!
アカギ~闇に降り立った天才~
最初に紹介するのは「アカギ~闇に舞い降りたった天才~」です。「賭博目次録カイジ」で有名な福本伸行さんによる麻雀漫画で、1992年から2018年まで連載されました。単行本は全36巻、コミックス累計発行部数は1200万部を突破しています。
主人公、赤木しげるが麻雀勝負で伝説を築き上げていく姿を描いた同作。人間の内面を事細かな心理描写をもって見事に表しており、その点が漫画作品として高く評価されていますよ。
同作は2005年にアニメ化もされており、そちらは全26話となっています。
麻雀漫画の金字塔「アカギ」ついに完結! 27年間306話に幕、単行本累計1200万部 | 麻雀 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
天 天和通りの快男児
「アカギ〜闇に舞い降りたった天才〜」は、実は「天 天和通りの快男児」という作品のスピンオフ作品です。赤木しげるも元はこちらに登場する伝説の雀士ですよ。
「天 天和通りの快男児」は福本伸行さんが1989年から2002年にかけて連載した麻雀漫画です。単行本は全18巻発売されており、2018年にドラマ化もされました。
本作から派生した作品は「アカギ」の他にも「HERO-逆境の闘牌-」「闇麻のマミヤ」など複数描かれていますよ。
哲也‐雀聖と呼ばれた男
続いて紹介する麻雀漫画は「哲也-雀聖と呼ばれた男」です。星乃泰視さんによって1997年から2005年にかけて連載された漫画で、単行本は全41巻発売されています。2000年にはアニメ化もされており、そちらは全20話となっています。
戦後復興期を時代設定にした麻雀漫画であり、主人公の青年、阿佐田哲也が「天運」を武器に「雀聖」と呼ばれるほどに上り詰めていく過程を描いた作品です。
2000年度第24回講談社漫画賞少年部門を受賞した名作で、累計発行部数は1600万部超えを記録しています。少年漫画という枠組みの中での人気麻雀漫画なのですね。
天牌
続いて紹介する麻雀漫画は「麻雀飛龍伝説 天牌」です。大学生の身分を捨てて本物の麻雀打ちを目指す主人公、沖本瞬の奮闘を描いた作品ですよ。
麻雀哲学も学ぶ事ができる同作。実写版作品がオリジナルビデオとして2001年〜2002年、2010年〜2011年に制作されており、2003年にはゲーム化もするなど根強い人気があります。
1999年より連載が開始し、現時点で116巻が既刊となっています。原作は来賀友志さん、作画は嶺岸信明さんが担当していますよ。未完結作品ではあるのですが、2022年に来賀友志さんが亡くなっており、現在は連載が中断しています。
咲‐Saki‐
続いて紹介するのは「咲‐Saki‐」です。2006年に連載開始した小林立さんの作品で、既刊は24巻、現在も連載中となっています。シリーズ累計発行部数は1000万部を突破しており、アニメ化、実写ドラマ・映画化もされた人気作ですよ。
本作の特徴は主要人物の大半が女子高生であること。現実世界と比べて麻雀がより社会に浸透した架空の世界を舞台に、主人公たちが競技会などに参加し、腕を競い合うという作品となっています。
麻雀に詳しくない人や、他の麻雀漫画が合わないという人でもとっつきやすいのではないでしょうか。
凍牌
最後に紹介する麻雀漫画は「凍牌」です。志名坂高次さんの作品で、2013年に実写映画化されており、2024年にはアニメが放送予定となっていますよ。
学業の傍ら、代打ち業に染まる高校生雀士、「氷のK」こと榊原圭の活躍を描いた作品で、シリアスでダークな作風が特徴です。
2006年に連載が開始、その後度々タイトルを変更しながら2021年まで連載されました。完結後は更に主人公を変更した「凍牌 コールドガール」が連載開始、単行本はシリーズ通して44巻発売されています。
最後に
今回は人気麻雀漫画を紹介しました。
ギャンブル要素を含んだ作品やシリアスな作品も多い麻雀漫画。皆さんが麻雀で遊ぶ際は、賭けたりしないようにしてくださいね。