Mリーグで注目を集めるプロ雀士・三浦智博。冷静沈着な打ち筋と「実戦5万半荘」の異名を持ち、理論と経験を融合させた独自のスタイルで人気を集めています。
一方で、三浦智博の大学や学歴、中退の噂など、競技外の経歴にも関心が高まっています。麻雀にすべてを捧げてきた歩みの裏にある努力や素顔、そして結婚の有無までを丁寧に追いました。
本記事では、学生期からプロ入り、現在に至るまでの経歴を詳しく紹介します。
三浦智博とは?
1987年4月26日生まれ、愛知県小牧市出身。日本プロ麻雀連盟所属で段位は六段です。通り名は「実戦5万半荘の感覚派」。2025年のMリーグドラフトでEARTH JETSに2巡目指名を受けました。
三浦は状況に応じた押し引きと即応力に優れたバランス型です。守備は粘り強く、要所では一歩踏み込みます。放送対局でも点棒状況を素早く整理し、ブレの少ない選択を重ねます。
中高は野球部でショートやキャッチャーを経験しました。長時間の集中と体力が土台となり、終盤でも安定感を保ちます。
三浦智博の大学や学歴は?
愛知県小牧市出身の三浦智博は、学生期から麻雀に力を注いできたプロ雀士です。三浦智博の大学時代の経験は、勝負の場で生きる思考力を磨く時間だったと思われます。実戦を重ね、地道にプロの道を切り開いています。
こちらでは学生期からプロ入りまでを紹介します。
学生時代からの麻雀経験とプロ転向のきっかけ
高校では特進クラスの野球部で甲子園を目指しました。その過程で麻雀と出会い、戦略と心理の奥深さに惹かれます。
地元の国立大学進学後も麻雀中心の生活を続け、学業と両立しつつ実戦を積みました。研究会やセットで検証し、牌効率・押し引き・点数計算を鍛えます。
しかし「麻雀で生きる」と決意し、両立の難しさから中退の噂が生まれました。家族と相談して資金を積み立て上京し、2013年のプロ試験に合格します。
当時に磨いた分析力と集中力が、現在の冷静なプレーの原点です。準備と復盤ノートの習慣は今も続き、終盤の精度を支えます。
日本プロ麻雀連盟での成長と昇段
2013年、第28期プロテストに合格し、D3リーグからスタートしました。結果を積み重ね、現在は六段でA2リーグに在籍します。
初期は決勝を逃す時期もありましたが、2021年以降は主要戦で存在感を発揮。押し引きの精度と終盤の粘りで評価を高めます。
FocusMや最強戦など放送対局でも安定した内容を示し、「長期戦に強い打ち手」との信頼を得ました。
三浦智博は大学時に培った分析が理論と感覚を結び、今のスタイルの核になっています。
三浦智博の戦績とタイトル一覧
圧倒的な経験値と冷静な判断力で、トッププロからも一目置かれる三浦智博
こちらでは三浦智博が大学時代から培った分析力と実戦経験が、どのように連覇へ結びついたのかを見ていきましょう。
十段位連覇の背景にある「実戦5万半荘」の経験値
「実戦5万半荘」は通り名として広まった表現です。正確な数ではなく、長年の対局量を示す比喩とされています。対局では手役より局面判断を重んじるのが持ち味。押し引きの切り替えが早く、他家の動きを素早く捉えて損失を抑える打ち方です。
2023年はリードを守り、翌年は劣勢を耐えて終盤で加点しました。状況適応と粘りが連覇を後押しする要因となりました。蓄えたロジックと現場の勘が重なり、無駄のない選択へつなげます。
さらに、巡目や残りツモ数、親番継続の価値を即時計算。危険牌はスジや壁だけでなく、副露枚数と場の速度で絞り込みます。局面に応じてトップ狙いとラス回避の優先度を組み替え、先制の利が高ければ形より速度を取ります。
出典:日本プロ麻雀連盟
王位戦優勝とMリーグ・アースジェッツ加入の軌跡
2023年11月、第48期王位戦を制して二大タイトルを獲得しました。現十段位による王位制覇は、故・安藤満以来の快挙です。2025年は新チームEARTH JETSからドラフト2巡目で指名されました。「選んでもらった責任に応えたい」と静かに語ります。
冷静な外見とは裏腹に、勝負への熱量は高いままです。判断力と安定が、Mリーグでも武器になるでしょう。三浦智博が大学で鍛えた思考と実戦の勘が、JETSの強みになります。
参考サイト:EARTH JETS
三浦智博は結婚している?
競技の最前線で注目を集める一方、三浦智博の私生活は多くが語られていません。三浦智博は大学時代から続くストイックな姿勢は、今も日常に息づいています。
こちらでは結婚や家族に関する発言がない理由、そしてその背景を掘り下げていきます。
SNSやメディアでの私生活発言をチェック
Xの「@MiuraRenmei」では、投稿の中心が対局結果や所感です。家族や結婚の話題は確認できません。
インタビューでも「勝つのが仕事」と語り、私生活より競技を優先します。スカパー!やABEMA出演時も話題は戦術や対局分析が主です。
写真や私生活の投稿が少ないのは、自己管理と集中を重んじるためでしょう。若いころからの生活リズムは、今もブレていません。
麻雀一筋のストイックな生き方と人柄
「挫折や辞めたいと思ったことはない」という言葉は、節度と継続の表れです。静かな物腰の奥に、揺るがぬ芯が見えます。三連覇を逃したときは「負けて泣きそうになったのは初めて」と記し、内に抱えた熱量をのぞかせました。休日はサウナで心身を整えるのが習慣。研究型らしく休み方まで計画的に運用します。
三浦智博は大学時代から磨いた分析力と地道な積み重ねを武器に、現在の安定を維持。飾らない人柄は後進にも好影響を与えています。
まとめ
三浦智博は愛知県小牧市出身のプロ雀士です。三浦智博の大学については中退との記載が一部に見られますが、本人の明言は確認できていません。
学生期から実戦を重ね、2013年のデビュー後は十段位連覇と王位戦優勝を手にしました。2025年にはEARTH JETSから指名を受け、舞台はMリーグへと広がります。
学歴よりも、積み上げた対局経験と冷静な判断が強さの核といえます。新たな舞台でも、その実戦力が問われるでしょう。