麻雀に興味は持ったけど、麻雀 ルールがわからない。専門用語が多くて覚えられない。大人の遊びって感じがして自分はちょっと。このように、壁が高く難しいイメージがあるかもしれません。
ですが、麻雀は意外と簡単です。経験していくうちに奥深く感じますが、入り口は幅広く、子供からシニア世代までの方に愛されているゲームです。麻雀をまだ知らないという方も読めばわかる初心者向けの基礎ルールを御紹介します。
麻雀とは！
麻雀は基本的に4人プレイのゲームです（3人の場合もあります）。牌を用いて遊ぶいわゆる（絵合わせゲーム）です。トランプでいうポーカーに似ており、麻雀では14牌揃えてアガりの形と役を作ります。先にアガりの形にした人が点数をもらえ、終局時に1番多く点数を持っている人が勝者になります。最近では、オンラインゲームやアプリで麻雀が流行っており、友達同士や配信者、オンラインプレイヤー間で楽しむ方も増えてきています。
麻雀牌の種類と読み方！
初心者の方に最初に覚えてほしいのは、麻雀牌の種類と数です。麻雀牌は数字が書かれた数牌（しゅうぱい）が27種類。字が書かれた字牌（じはい）が7種類、合計34種類あります。1種類4枚牌があるので、合計136枚使うことになります。
数牌
萬子（マンズ）・筒子（ピンズ）・索子（ソーズ）の3種類で1～9まである。
字牌
東・南・西・北・白・發・中（トン・ナン・シャー・ペイ・ハク・ハツ・チュン）の7種類ある。
麻雀では数字の1をイー、2をリャンと呼び、萬子の1をイーマンと呼びます。ですが、最初のうちは「ソーズのイチ」や「ピンズのゴ」と読み上げても構いません。
アガりの形を覚えよう！
アガりの形とは手牌が完成した形になります。形として「3枚1組が4セット」と「同じ牌2枚が1組」の形になります。これを4面子（メンツ）・1雀頭（ジャントウ）といいます。ただし、例外もありますが、まずはこの形を覚えてください。
面子（メンツ）と雀頭（ジャントウ）について！
面子には、順子（シュンツ）・刻子（コーツ）・槓子（カンツ）の3種類あります。
順子（シュンツ）について！
順子は、同じ種類の色で数牌を連続した数字の3枚1組を作る面子のことです。例えば、萬子の3・4・5で1組になります。ただし、トランプとは違い9から1には連番しません。だから萬子の9・1・2は順子にはなりません。また、違う色の数牌では連番でも順子にはならないので注意してください。
刻子（コーツ）について！
刻子は全く同じ種類の数牌や字牌を3枚1組にした面子になります。東3枚や筒子の7が3枚で1面子になります。
槓子（カンツ）について！
槓子は全く同じ種類の数牌や字牌を4枚1組にした面子になります。基本的に面子は3枚1組ですが、槓子のみ例外になります。
東4枚や筒子の7が4枚で1面子になります。槓子の場合のみ最大で18牌まで手牌が増えます。
雀頭（ジャントウ）について！
雀頭とはアタマとも言い、全く同じ種類の牌を2枚揃えます。
以上の組み合わせで4面子1雀頭、アガりの形を作ります。
聴牌（テンパイ）について！
麻雀は手元に13枚の牌があり、各プレイヤーが順番にゲームの最初に作った壁牌（ピーパイ）から牌をツモ（手牌に加える）します。その時点で手牌は14枚になり、ツモをした直後いらない牌を河（ホー）に捨てまた13枚に戻り、これを繰り返していきます。手牌が後1枚でアガりの形ができる状態を聴牌（テンパイ）といいます。聴牌からアガりの形になると手牌は14枚になります。14枚揃えるとき、最後のアガり牌はロンかツモで揃えます。
ロンとツモについて！
ロンは他のプレイヤーが捨てた牌でアガり、ツモは自分で壁牌から取ってきたものでアガることです。
リーチについて！
様々な役がある中、最初に覚えることは立直（リーチ）です。立直は麻雀で最も基本的な役で、聴牌の状態で自分が聴牌であることを立直の掛け声とともに宣言します。その時、手持ちの1000点棒を場に出します。立直を宣言すると、自分の手配に役をつけることができます。
役（ヤク）について！
麻雀でアガるには、4面子1雀頭の完成形に加えて役を成立させる必要があります。役はポーカーでいうワンペアやフラッシュになります。一般的に40種類程度の役とローカルで認められるような役もあります。役によって点数が変わり、役を組み合わせて高い点数にすることも可能です。
点数について！
点数はアガると獲得できる得点の事です。アガり形に合わせて点数が計算されます。点数はアガったプレイヤーとそれ以外のプレイヤーの間でやり取りが行われます。
フリテンについて！
フリテンは、ロンができない聴牌のことを言います。自分の捨て牌に自分のアガり牌がある時、立直した後他プレイヤーが捨てた牌のアガり牌を見逃してしまった時ロンが出来ません。もし、フリテンになった場合は、自分でツモればアガりは成立します。
最後に！
以上、初心者が覚える基礎ルールでした。慣れてくると役の組み合わせや他プレイヤーがどの役を作っているかを捨て牌で予想して、アガらせないように工夫を求められます。友達やアプリで麻雀の経験を積み、貴方も麻雀の世界に飛び込んでみませんか！
